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この感情は忘れない
昨年末、父が他界した。

父とは15年程顔を合わせていなかった。と言うのも、私が結婚して暫くしてから家に帰って来なくなり、有耶無耶のうちに家族と別居する形になっていたからだ。
母は離婚も視野にいれていた様だが結局は離婚しないまま死別を迎えた訳だ(年金がどうとかいろいろ言っていたが、何処かで捨てきれない愛情の欠片見たいな物が残っていたから、ずるずると引き摺ってしまったのだろうと、私は思っている)
ずっと会っていなかった人が亡くなったと聞かされても、正直実感は薄かった。
亡骸と対面した時は「うわっ、お祖父ちゃんそっくりじゃないか。年取ったな!」と驚きこそすれ、そんなに深い感慨は浮かんで来なかった。
もう二度と会えなくなるんだなと分かっていたが、実際15年も会ってなかったし、どうしているか気にはなっていたが会いたいとまで思った事もさして無かったので、一体何が変わるんだろう?と言うのが正直な気持ちだった。
火葬の日を迎えても心境に大きな変化は無く、扉の向こうに消えていく棺を見送った時も細やかな鈍い痛みを覚えた程度だったが、いざ骨を見た瞬間。胸の奥から爆発的な勢いで突き上げてくる、いまだかつて無い感情に声が出そうになった。悲しいと表現するには余りに荒々しい感情に涙腺が全開放しかけたが、人前(特に家族の前)で泣くことを良しとしない性質がそれを押し留め、冷静な表情で骨を拾った。
結局最後まで私が泣くことはなかったが、あの一瞬に覚えた自分の物とは思えない感情の揺らぎは筆舌に尽くしがたく。例え父の記憶が薄れても、物書きの端くれとしてこれだけはしかと覚えておこうと心に誓った。
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